相続まとめちゃんねる

遺産・相続・離婚・親権・探偵・争続まとめ

    いい話

    530 :鬼女の秘密 2016/04/02(土) 12:51:01 ID:9WP
    皆の衝撃話に比べたらささやかなんだけど、自分が「ありがとう」「ごめんなさい」が全然言えない人間だって知ったとき。

    結婚2年目の嫁が思いつめた顔で、
    「あのね、話があるの。
     喧嘩したいわけじゃないから冷静に聞いて欲しい」
    と言う。聞けば、
    「あなたは、日常の中での『ありがとう』や『ごめんなさい』が全然足りない。
     小さなことでも絶対に必要なことだよ。
     例えば、あなたに頼まれて私が冷蔵庫からビールを取ってきたら、本来あなたは『ありがとう』って言うの。
     私は『どういたしまして』って言うの。
     あなたが私にぶつかっちゃったりしたら、あなたは『ごめん』って言って、私は『大丈夫だよ』って言うの。
     私たちにはそのやり取りが無いんだよ…」
    そう言われた。
    その時は全然そんなふうには思ってなかったから、
    「いや、言ってるだろ!」と言ったら、
    「喧嘩したいわけじゃないんだってば」と困ったように言われた。
    嫁が言うには、俺はありがとう・ごめんなさいの他にも、嫁のありがとうやごめんなさいに対する返答も疎かすぎるらしい。
    「私があなたのしてくれた事にありがとうって言ったら、せめて『うん』ぐらい返して欲しいよ。
     私がありがとうって言ってもあなたは無言だから、いつも少しだけ悲しいんだよ。
     毎回少し悲しい」
    と言われた。
    返してるつもりだった。
    口からでていなかったのか。とその時知った。

    次の日から、本来「ありがとう」「ごめんなさい」を言うタイミングで、嫁が「今だよー!ありがとうのタイミング!ほらっ」と笑顔で突っ込んでくるようになった。
    嫁が「あ、ごめん」と言った時につい無言でいると、覗き込んで「ねえってば、ごめんね?」と改めて言ってくるので、
    「おっ、おお、大丈夫だよ」みたいな感じで返すようになった。
    こうやって言われて初めて、俺は全然足りなかったんだと知った。
    しばらく経った今も、まだ習慣レベルで口から出るところまで行けていなくて、
    さすがにもう嫁の突っ込みはいらないが、
    頭の中で(あ、今ごめんのタイミングだ!言わなきゃ!)「ごめん!」ていう感じなので一拍置く感じになってしまっている。
    でも嫁は毎回すごく嬉しそうで、「結婚生活の唯一のモヤモヤがなくなった!もっと早く言えばよかったな~」だそうだ。
    悪いことをしてたな。
    ちなみに、「旦那 謝らない」でググったら、以前の俺のような旦那を持つ奥様方の愚痴や悩み相談がワンサカ出てきた。
    離婚に発展しそうな人までいた。
    嫁も悩んでる一人だったんだな。
    まだ下手くそだけどこれからちゃんと伝えていかなきゃ。

    753 :相続まとめちゃんねる 2014/07/29(火) 01:44:48 ID:???
    彼女と会ったのは田舎の工場に、飛ばされて2年位経った時かな。
    ある理不尽な修羅場で異動になった事もあって、仕事が終わったら飯作って寝る生活。
    長期休暇も地元にも帰らずに部屋でじっとしていた、休むのも苦痛で仕事がある時の方が気楽でよかった。
    工場のまわりには飲み屋もなく、帰りにスーパーによるだけの生活だった。

    その日は、朝から風が強く嵐が近づいていたので、スーパーで買い物を済ませて車に戻る途中で
    強い雨と風で自転車を持って立ち往生している彼女と目があった。
    職場では顔は知っているが、あまり話したこともない派遣社員である事は知っていた。
    俺は、この嵐じゃ自転車じゃ無理だから家の人に迎えに来てもらったらと言うと
    彼女は頼める人がいないと言うので、俺の車で送る事にした。
    俺のアパートの向かいのアパートに住んでいることが分かったので、家まで送る事にした

    次の日、一緒に車で出勤して帰りに自転車が置いてあるスーパーに行ったが
    彼女の自転車が無くなっていたので、自転車を買うのにも徒歩じゃいけない距離だし
    自転車を購入するまで俺の車で通勤することに。
    それから彼女が気を使ってくれて、おかずを持ってくれて一緒に晩飯を食べたりしてた。
    彼女は、感情を表に出さないし、聞いたことしか答えないけど
    それでも彼女の生い立ちをポツリポツリ、話してくれた。
    放置子でネグレクトにもあっていて、施設に預けられて高校卒業後に働きだしたが、
    親が稼いだお金を全て持っていくので周りの人に助けられて、
    誰も知らないこの土地に逃げてきたことを話してくれた。
    彼女が自転車購入後も天候の悪い日は、一緒に通勤することも多くなり
    自然に広めのアパートで一緒に住むことになった。

    612 :相続まとめちゃんねる 2016/03/21(月) 16:32:45 ID:Z6r
    スカッととは違うけど、嫁の武勇伝を語らせてほしい。
    俺はもうあと数年で定年という年齢なんだが、嫁は俺より年下。

    今から30年位前に、親戚夫婦が事故で亡くなった。
    血筋としては俺の従兄弟とその嫁さんにあたる。
    車で一時間くらいのところに住んでいて嫁が妊娠しているときに助けられた理、逆に相手さんが妊娠しているときに助けたりとかなり仲が良かった。
    その夫婦の娘も俺ら夫婦の息子と年が近かったのもあってかなり仲がよく、子供特有の将来結婚するーなんて話もよくしていたのを今でも覚えている。

    そんな夫婦が亡くなったのは自動車事故だったけど、助手席に座っていた娘、A子とするけど彼女だけは無事だった。
    奥さんは後部座席の右側に座っていたのが原因で助からなかった。
    A子も酷い怪我で一年くらい入院していた。
    その間、俺親族、嫁、従兄弟の嫁さん親族全員が集まってA子をどうするかという話合いになっていた。

    嫁さん親族は既に年金暮らしとなった老夫婦で無理。
    俺親族、というが俺の両親もほぼ同様の状況。
    俺も息子がいて、高校生で大学受験を控えているため金銭面に余裕はないのでどうするかという話だった。
    そんな時に嫁が俺と息子にうちで引き取れないかという話をしてきた。

    俺は正直反対だった。
    金銭の問題ではなく、息子は思春期真っ盛りで、息子を信じないわけじゃないが男ならわかると思うが忄生欲というのはバカにできないものがある。
    それにA子は両親を目の前で亡くしたショックで殻に籠ってしまっていて俺の手には余る話だと思っていた。

    そしたら嫁が、私は掃除府でも何でもしてお金を稼ぐ。
    息子の動向にも常に気を払う。
    全ての責任は私がとるといいだした。

    結局その言葉に負けて俺は承諾。
    けど息子は渋っていた。

    653 :相続まとめちゃんねる 2011/05/02(月) 13:58:02
    業績不振で給料下がってカツカツに。。
    最近まで入院してた嫁に働いてもらおうなんて選択肢はもちろんなく
    でもついに年一回のお情けボーナスまで廃止に
    だからダブルワークしようと仕事探してた
    昨日テーブルに置き手紙が
    「帰りません。。
    夕方まで!○○にお仕事に行ってくるね。お昼は冷蔵庫にあるよ。
    あなたのもう一つのお仕事はゴロゴロすることです。」
    って。
    ダブルワークしようとしてるの知って、俺が仕事決める前に自分が決めようとこっそり職探してたらしい
    お金より俺の身体が心配だって。自分こそ身体弱いくせに。
    ありがとう。

    398 :相続まとめちゃんねる 2017/01/25(水) 14:16:11 ID:Oio7cCxA.net
    二年前にニートだった兄が働き始めたキッカケが衝撃的。
    兄は頭は良く一応いい大学を出た後、名のある銀行に就職したが
    たった三ヶ月で辞めてしまい、以来引き摺り状態だった。
    しかしニート5年目になったある夜中に
    私の部屋をドンドン叩きまくり、ドアを開けるといきなり
    「(私)、今いくら金ある?頼む貸してくれ、必ず返す!あるだけ貸してくれ!」
    私はアホかと思いつつ若干涙を浮かべている兄に「何に使うの?」と一応聞いた。
    当時私は大学生で実家住まい、バイトもしてたので
    20万位の預金、財布には2万ちょっと入っていた。兄はいきなり「猫を飼いたい、二匹飼いたい」と言い出した。
    「猫なんか飼いたい言える立場じゃないのは、わかってる、でも引き取りたい。」
    と、ネットで見たラガマフィンと言う猫のブリーダーが夜逃げして
    ラガマフィン仔猫が多数保護され、里親を探している書き込みを見たらしい。
    「可哀想だけど…仕方ないじゃん」と言ってみたが結局兄は
    朝方両親に話し父から10万を借り、私も10万出した。
    兄はニートとは思えない素早さでラガマフィン仔猫を二匹引き取り、トイレ餌ボウルと砂とベッドを買い揃えて
    翌々日から警備会社の研修を受け、そこで夜勤日勤問わずに猛然と働き出した。
    仕事中は母に頼んで猫を見ていて貰いその月から食費との猫代を7万家に入れ 
    翌月には私と父にお金を返した。
    そして先月、兄はその警備会社の社員になった。
    「猫達が病気したら病院代がかかる」と今でも夜勤も日勤もやっている。
    父から怒鳴られ、母から泣かれて親戚には笑われてそれでも働かなかった兄がペット飼いたさに働き始めた事も
    衝撃だったけど、人生は一晩で変わる事もある(しかも部屋から出なくても)と
    言うのが、現実にあり身近に見た事が一番衝撃的だった。
    働く兄とは反対に、二匹の猫は今日もお昼寝している。

    162 :相続まとめちゃんねる 2011/11/15(火) 15:36:51 ID:i6wAkGV9
    武勇伝、と言えるほどのもんじゃないけど、
    他に該当スレが考えつかなかったので。

    高校三年生の夏休み、前半でアルバイトして貯めたお金で、
    後半、福岡から神奈川に越してしまった友人に会いに行った。
    その帰りの新幹線で。

    席の隣には、朝丘雪路からケバさを削いで、さらに上品にした
    ような40代後半くらいの奥様が。
    小説を読んでいるようだったけれど、小説を持っている手が、
    ずっとぶるぶると震えている。

    確かに、新幹線車内は冷房効き過ぎで、冷蔵庫並に寒かった。
    ふと、荷物の中にかっこつけ用の無駄ジャケットが入っている
    のを思い出し、それを出して「よかったらこれを着てください。
    席も替わります。そちらの方が冷房が直接当たって寒いですし」
    と言って渡した。

    奥様はびっくりしていたけれど、素直に受け取って羽織ってくれ、
    席も私の窓側と替わった。
    そこへちょうど車内販売のワゴンが来たので、熱いお茶をふたつ
    買い、ひとつは奥様に「これ飲んだら暖まりますよ」と渡した。

    1 :相続まとめちゃんねる 2017/05/21(日) 01:18:25 ID:EnicL7J3.net
    ちょっと俺の気持ちの整理も兼ねて買いていくわ

    603 :相続まとめちゃんねる 2014/07/07(月) 12:38:18 ID:???
    結婚するまでぼろぼろの服を着てた夫。
    服装に本当に無頓着でTシャツの襟とかぼろぼろ。
    孔開いてても平気。
    髪切るのお金もったいないからって自分でバリカンで坊主。
    なぜか私に奢ろうとしてたけど貧乏なんだと思って割り勘にしてた。
    結婚したら「嫁子に家計任せるね」って言われて通帳貰った。
    手取りで19万本当に貧乏だった。
    でも優しい人柄にひかれてたから気にしなかった。
    私も働いてたし。
    おこづかい1万でもいい?って聞いたらいいよーって二つ返事。
    夫の服とか安物だけど全部新しくしてあげた。
    夫は10年着たんだからなんか勿体ないなー何て言ってたけどw
    慎ましく生活してると思ってた。

    続きます

    635 :相続まとめちゃんねる 2015/05/24(日) 19:24:10 ID:6Zi
    2-1 父と娘が「墓場まで持っていった黒い話」!
    昔のことなので、説明が多くてごめんよ。

    約60年前。太平洋戦争が終わったのが70年前だから、
    まだ日本中が貧しくて、食べていくのが精いっぱいだった時代。
    マリコ(仮名)が学校を卒業して、就職した。
    マリコは長女で、食べ盛りの妹弟がいっぱいいる。
    自分が就職したら家にお金を入れて、両親にも一息つかせてあげられる。

    待望の給料日。お金の入った封筒を大事にバッグに入れて(昔の給料は手渡し)、
    会社を出ると、物陰から父親がぬっとあらわれた。
    今も昔も、ろくでなしの父親が子供の給料を巻き上げていく話はよくある。
    マリコもそれかと思って身構えたが、自分の父親は真面目な勤め人で、
    酒も賭け事もしない。
    父親はもじもじしながら一言。
    「なあマリコ、ケーキおごってくれんか」
    ズコーとなるマリコ。

    子沢山の家で、父親の稼ぎは全額生活費。息抜きに使えるお金は一円もない。
    そして、お酒も当時流行していたマージャンもやらない=社会人としてダメ、
    という世間の風潮で、職場で友達もいない。
    せめて甘いものが食べたい……というわけで、マリコにたかりに来たのだった。
    父と娘は生まれて初めて喫茶店に入り、差し向かいでショートケーキ
    (昔はケーキというとシュークリームかショートケーキの二択)
    とコーヒーをいただいた。

    790 :相続まとめちゃんねる 2015/07/07(火) 08:25:16 ID:???
    今月の22日で結婚一年目になる

    夫は初めての彼氏で、出会って3週間、会うの2回目、デート1回目で交際スタート
    付き合って1ヶ月半で同棲
    交際から7ヶ月で結婚

    ハイスピードに進んだけど、お互いこの人しかありえないって思った

    結婚したとき、夫は仕事を理不尽な理由で辞めなくてはならなくて
    それがきっかけで心が風邪をひいてしまった

    「真っ白なドレスも立派な家もたくさんのお金も何もいらない!あなたの苗字がほしい!私と結婚して!」
    と言った私に
    「君を幸せにする自信がない」
    と言った夫
    「だったらあたしが幸せにするから!」
    って、大見得をきった

    それから1年
    その日の暮らしにも困るくらいの貧乏もした
    どっちかが家出するくらい喧嘩もした
    そして、大泣きしながら仲直りもした

    夫は頑張りたい仕事がみつかり毎日頑張ってる
    帰ってきて一緒に夕飯を食べながら
    「やっぱりお前の飯が一番胃袋にあう!」
    ってニコニコしながらおかわりをする
    2人で狭いユニットバスで背中洗いっこして、狭いシングル布団でくっついて寝る

    まだまだ贅沢なんてできないし、何度も何度もくじけしうになったけど
    それでも、今の夫と家族になれてよかった

    「いまだにお前を幸せにする自信はないんだ、でも俺が今幸せで、これからも幸せになれる自信はある。こんな俺のそばにいてくれるのはお前だけだよ。いつもありがとう、愛してる」

    その言葉だけで私は幸せです

    いつもありがとう、愛してます

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