197 :鬼女の秘密 2015/08/04(火) 11:46:01 ID:bOsBSNmJ.net
当方内科勤務医

夏風邪をこじらせて肺炎になって入院した60代男性.の患者さん。ちょっと(かなり)頑固でわがままな患者で有名になってたんだけど、もう治りかけて元気になってきたこないだの連休の話。

看「○○号室の△△さん、検温したら体温が34度しか無くて。きっと汗をかいたからでしょうって言ったんですけど医者を呼べってきかなくて…」

行ってみると超元気そうにベッドに胡座をかいて

患「体温が34度しか無くて悪い病気だと困るからちょっと検査してくれ(まんまこの口調)」

俺「本当に34度だと低体温で動けないですし、お元気そうなところを見ると単に脇の皮膚が冷えてただけだと思いますよ。何も心配いりませんご安心くださいよくあることですよむしろようやく発熱が治まって良かったですね」

患「でも気になるし検査してほしい。」

俺「いやいや、大丈夫ですよ。昨日も検査してて大丈夫みたいですし」

患「でも薬のせいで下がりすぎたのかもしれないし変な病気でも起こしてるとやだしせっかく入院しているんだしすぐに調べてほしいなぜ調べようとしない俺は普段体温高めだからなおさらおかしいいいからすぐ調べてくれ」

こちらは終始(作り)笑顔で対応していたが、だんだん相手が喧嘩腰になってきた…。隣で奥さんが申し訳なさそうにしている。

俺「そうですか(´・ω・`)それじゃあちょっと調べてみましょうかね?」

患「ええお願いします!(最初から調べりゃいいんじゃとでも言いたげに)」