361 :鬼女の秘密 2013/08/04(日) 09:59:35 ID:JcltP2mM
昔の話なんだが、付合いで参加した登山で遭難した。仲間は俺置いて先に下山。
仲間は俺のこと嫌いだから置いて行こうみたいな態度でさ。あっち(どっちだよ吹雪だぜ)
まっすぐ行ったら帰れるからって早口で言って笑いながらで走って逃げて行かれた。
冗談・好き嫌いでもやっていいことと悪いことがあるよな。
登山経験ゼロの俺は、逆に冷静になった。頼れるのは俺だけ。慌てるな、考えろって。
でも視界はクソ悪い。登山経験者ならコツを掴んでるかもしれんが…

風よけの大きめの木に寄りかかって夜が明けるのを待ってた。
その大きめの木を探している最中に一体ほど、まあ、その、氷漬けの人を見つけた。
話しかけたら、反応しないわけよ。ここは風くんのかーっとおもってちょっとだけ距離とって
その人の寝袋もどきを見ながら夜明け待ってた。その時、寝たらダメだと思い色々考事したんだ。
この寝袋取ったら三時間は長めに生きられるのかなとか。でも多少の違いなら剥ぐの忍びないなとか。
正直この時点でもう体が鈍くて動かなかった。七割ぐらい諦めかけてた。せめて遺書でもと
ペンしかないので腕にちょろっと書いて寝ようと蹲ったんだ。で、その時はっと思い付いた。
もうガチでダメ臭いけどどうせなら見晴らしがいい場所の方が見つけてもらえやすいんじゃないかと。
たとえ一か月後でも。これも何かの縁だと最後の根性.でそいつ引きずったり転がしたりしながら
(二体の方が目印になるかと)開けた場所で気絶してたら運よくヘリが来てなんとか助かった。
そのヘリっていうのがそいつを探してたヘリらしく、俺はついでに見つかった運のいい遭難者だった。
あれ以来、アウトドアとかトラウマ