228 :鬼女の秘密 2013/01/09(水) 20:22:51 ID:0Jsn6gwH
流れを読まずに。
スーッとはしない気がするが聞いてほしい。
…思い返すと自分の行動にイライラするけど。

仕事帰りの夕方。駅に向かう途中。
盲目らしい男忄生が白い杖で点字ブロックを辿りながら勢いよく歩いていた。
俺は見えてないのに確りした足取りで凄いなとか思いながら眺めてた。
そして、少し行ったところの信号。この時は赤になったばかりだった。
この信号は音が鳴る仕様。点字ブロックも続いている。
そこで急に男忄生の前に割り込んだ高校生らしい男子。当然、ぶつかる。
男忄生が軽く謝罪し、男子もボソリと謝罪はしたようだった。
しかし、俺はイラっとした。急に出てきて点字ブロックを塞ぐなよって。
でも、男子の前を見てみると母親と小さな子供がいた。
母親と手を繋いでるとはいえ、子供は点字ブロックに乗ってしまっていた。
このまま男忄生が進んでいたら子供に勢いよくぶつかってしまっていたと思う。
イラっとする行動だが、偶然にぶつかったのが男子でよかったと思った。