193 :鬼女の秘密 2006/12/11(月) 16:14:33 ID:yW3OyBPB
武勇伝では決してないんだけどなんか面白かった夏の話。
電車内で高校生五人くらいに睨まれ始めた。「勘弁してよ~」とか思って見ないようにしてたら

調子にのって俺のこと指刺してなんかコソコソ嫌~な感じで「やっちゃうか?やっちゃうか?」
とか話し始めてた。俺は実はその時空手大会の帰りだったんだけど
初心者で大会には出てなくてスタッフとして行ってたし、五人も相手にするなんて100%無理。
早く着かないかな~とか思って寝たフリしてたら
あっちの一人(仮にA君とする)が「やばい、でも左手!」、とハッキリ言った。

その日俺の左手は手の突出部分が薬指以外皮が向けて凄い傷になってた。
しかも両腕全体に凄い痣がたくさんあった。空手経験者はわかると思うけど、初心者のうちは
パンチの打ち方が下手だからすぐ皮がむけちゃうだけ。なのに何故か
それを見たA君は「ボクサー的な事をしてる奴だ」とでも思ったのか、
コソコソ声で何かを皆に伝え一人だけやたら焦ってた。
ちらっと見てみたらあいつら完全に萎縮してる。
形勢逆転してしまったので調子乗って格闘技してるっぽいことをしたりしてた。
A君の過去になにがあったかは知らないがあの時はホント助かった+なんか不良が可愛く見えたw