15 :鬼女の秘密 2019/11/01(金) 21:07:55 ID:07.mc.L4
今日は会社で大きなイベントがあって、とても美味しいお弁当が支給された
そこそこの数のお弁当が余ったので、スタッフに振り分けられて私もそれを2個いただいた
すごく美味しかったから、旦那の夜食にしたら喜ぶだろうとホクホクしてた
旦那が美味しそうに食べる姿を想像したらそれだけで嬉しくなってしまった

その後、仕事が立て込んでノンストップで業務して、体力が切れそうになったので
貰ったお弁当を一つだけ食べようと休憩室に向かった
それを食べれば残った業務もやりきれる気がした
一個お弁当を食べて、残りの一個を旦那に渡そうと思ってた
気がついたらお弁当は、二つとも私の胃の中に収まったしまっていた
あまりの美味しさと、空腹と、業務のストレスであっという間に二個目まで食い尽くしてしまった
空になったお弁当の残骸を見て、あまりの惨劇に泣きそうになってる
なんで食べてしまったんだ
なんでこんな光の速さで平らげてしまったんだ
旦那とのLINEでお弁当の話はしてなかったけど、コンビニ弁当が苦手な旦那も絶対美味しいと喜んでくれる味だったんだ
私の中で想像していた旦那の笑顔がガラガラ音を立てて崩れ去った
旦那の笑顔は私の胃の中に吸収され消えてしまった
茫然として仕事も手につかない
お弁当を食べて旦那の喜ぶ旦那の顔はもう見れない
私は何を糧に帰路につけばいいのだろうか
つらい
とてもつらい